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植物の力 -京都美山の宝物- 【日本茜を染める 展】
2021. 3. 11植物の力
-京都美山の宝物-
【日本茜を染める 展】東京 日本橋丸善
三階ギャラリーにて開催中3月10日~16日(最終日16時)
10日より、京都和順会館での催しを一部移動し、東京の参加者を加え展示しております。京都 【美山・日本茜】の透き通る茜の色彩をご覧頂き、未来の可能性を探る良い機会となればありがたいです。
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家庭画報特選 きものSalon (2021春夏)-②
2021. 3. 3【植物染料 茜染め】
板締絞りに刺繍
先人の知恵より生まれた身近な植物染め「草木染めの ひみつ」
のコーナーに登載頂きました。 (両角明美氏編集)美山・美し山の草木舎
代表 渡部康子氏の【休耕地の再生】の理念から2014年より試行錯誤の中生まれた
「日本茜復活プロジェクト」3月10日まで和順会館にて、
(絞り染めについては8日までですが、茜染めの作品が色々と展示されてます)
3月10日~16日までは、
東京日本橋丸善にて展示しております。 -
家庭画報特選 きものSalon(2021春夏)-①
2021. 3. 2【植物染料 楠染め】
変則板締鹿の子絞り横段柄
「大和四寺巡礼 祈りの旅」
というコーナーに登載頂いた。 (相澤慶子氏編集)日本における仏像制作の始まりは、欽明天皇に 百済の王が、釈迦仏の金剛像などを献納し、その美しさに天皇が喜ばれた事からとか。
飛鳥仏に使われた木材のほとんどは、硬く抗菌力がある「楠」とされている。
3月1日より、書店にて販売中 -
美山の日本茜根
2021. 1. 20けして、多くの植物染料を経験したわけでは無いが、、、
今回は、サンプルを色々な手法・素材で、取れば取るほど混乱する。ピンクになったかと思えばオレンジに、はたまたイエロー、エンジ色。
わがままな茜根ちゃん
長~いお付き合いになりそう。
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小忌衣 おみごろも
2021. 1. 19万葉の草、「山藍」を摺り染めする衣の復元工程に、今回有り難くも立ち会う事が出来た。
染の源流である山藍生葉の「摺り染め」。
復元したのは、北本染芸 北本氏■山藍■
蓼藍とは、別種でインディゴは含まない常緑草。雪山枯れ葉の中でも、ひときは青々と輝き可憐な花を咲かせていた。
現在は特に社寺林や遺跡など聖域で守られていて(岩清水八幡宮など)、なかなか身近に見れなくなったが。(子供の頃隣の松尾大社の裏山に群生してた気がする)■胡粉■
今回復元された「小忌衣」の特異性は、大嘗祭では山藍は使われ度々作られているが、明治から令和まで省略されている加工(麻生地を表裏胡粉で厚く引き染め)を北本さんが苦労して再現仕上げた事。
さらに雲母(きら)を丁寧に振り着けられた衣は、まさに「浄衣」。