京鹿の子絞振興協同組合 S u i h u
ブランドの発生
粋 布
K Y O T O
詳しい資料・パンフレットの請求は京鹿の子絞 振興協同組合事務局まで
担当 事務局専務 井本 喜代親
075-255-0469
京鹿の子絞振興協同組合 S u i h u
ブランドの発生
粋 布
K Y O T O
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担当 事務局専務 井本 喜代親
075-255-0469
二十三年黄金週間 愛之助プロデュースキモノ
展示発表会
両会場とも要予約
東京会場 染の高孝工房
03-3368-7388
日時 4月29・30日・5月1日
京都会場 京絞り寺田アトリエ
075-353-0535
日時 5月3・4・5日
京絞り寺田謹製 イチョウハート柄
イチョウハート柄の小紋・付け下げ小紋・名古屋帯
帯¥150000前後・着物¥200000前後(後援会価格)
技法は芯入れ中帽子絞り・平縫い絞り・鹿の子絞りの三種類を主に使用する、特に帽子絞りは京都特有の絞り技法
帯¥150000前後・着物¥200000前後(後援会価格)
技法は板締め絞りで一枚の着物に約30枚の縦8㎝ほどの板で生地を畳みながら挟み染める。
多少の柄の大きさや位置、流れなど好みに合わせて作製、色に付いても好みの色を相談しながら決めて誂える事が可能。
和の可能性と試み 純国産絹 都浅黄 (京都産)
みやこあさぎ
玄人からアマまで多くのファンを持ち染織業界にも多大な貢献をして頂いている
マリア書房「創作市場45」にて取材して頂いた。2008年から大日本蚕糸会の
協力を得て2011年現在も続いている養蚕農家の再生・地産地消活動の一つで
ある。
個性的な作品を染め・織り上げる作家の方々や、手織に出会えるお店・教室の情報満載の「創作市場45 」是非書店にてお買い求め頂きたい。
特注ブランド 絲 衣 司
www.itogoromonotsukasa.com/index.html
” 誂え” の 世界
当時プラチナサライ(小学館)副編集長だった今井田光代女史と男の着物に関する書籍を多数書かれていた塙ちと女史の「ープラチナサライの着物ブランドを創るー」と云う試みで始まった。
塙さんは現場主義、深い探求心を持って全国を駆け回り取材をされている。そんな彼女が創り手と、着手両者の普遍的に広がり変化する想いを「絲」の字に撚り込んで名付けて頂いたのが「 絲衣司 いとごろものつかさ 」である。
服部綴工房・服部秀司氏を中心に今春HPを開設、活動内容を公開している。
京鹿の子絞振興協同組合 京都繊維商工名録
京都絞工業協同組合
技術保存の作業を初めて半年、あれこれ資料を整理・収集してたら1950年に染織新報社が発行した名簿が出てきた。 長い統制時代から終戦後の1950まで混乱の時代を経て、京都の繊維業界で昔日の伝統にいち早く複帰した各社が、その存在を知り合い有機的連絡を密にするため明快な資料を切望した。 京都で初めて製糸業から小売業に至るまで一万社以上を対象に編集されており当時の業界が高度成長に向う意気込みを感じさせる。 資料内の京都絞工業組合員は109社(現在の製造卸部会)で、およそ現在の5倍。
京都の鹿ノ子絞り業者の団結ははやく、明治十八年頃商業初の組合として綵纈組合、工業初の纈絞組合がほぼ同時に設立されている。 またこれとは別系列に江戸末期から髪飾りとして盛んに用いられた手柄の製造者(絞り裂を使用)があり明治41年から京都小間物化粧品卸商同業組合を設立して活動を始めている。
昭和になり15年2月に131社の組合員があったが大戦後は31社に減少、大別して三業種に分けられる。高級呉服取扱業者・兵児帯取扱業者・小物取扱業者。
(京鹿の子・美と伝統 京都絞工業組合ー参照)
平成22年現在、京都絞工業協同組合を統合して京鹿の絞振興協同組合として活動しており、組合員は製造卸部・生産加工部の意匠部門(下絵・絞括) 染織部門(染め分け・浸染) 仕上げ部門(湯のし)約100社(職方も一社とする)で構成されている。
技術保存の意図 三大要素
くくる・しめる・とめる
弾丸ではない、三代に渡り受け継がれた数百の型彫用ポンチ
2010年6月、絞り技法マニュアル・スタンダード・テキスト、DVD作成を
京鹿子絞組合理事会より依頼され、制作スタッフの人選を急遽行った。 要はまず編集者、さらに意図を瞬間に読み取ってくれる写真家、全体の構成を信頼して任せられるデザイナー、印刷所。 ありがたい事にある意味伝統工芸の歴史に残るテキストという事で素晴らしいスタッフが協力して頂き揃い、早々に船鉾の工房が撮影現場に変った。
「本疋田鹿ノ子・人目絞り・ 針鹿ノ子・針人目絞り・平縫い・折り縫い・巻き縫い・傘巻き・小帽子・中帽子」などなど今年度のテキストに使う数種類の技法の撮影を行った。 改めて絞り技術の複雑さと多様性に、単純に職人を養成しようなどとは言えなく思えなくなった。 しかしここ数年が正確な資料を残す
最後の機会となるだろうし、想像以上に全国に技術を学びたがっている人もいる。 カルチャーレベルではなく、職方、作家の目的の違いはあるにせよ出来るだけ高度かつ解りやすいテキストを創り残したい。
、
板締め用板各種
一枚の着物約14mの生地に30~40枚の板を挟む
昆布でも焼海苔でもない。 年に一度露草の汁を集め和紙に浸ませ
保存し、少しずつ溶かし型を置いて刷毛で生地に刷り込み使う。
心身体力に限界を感じ廃業する職方の多くは、後継者もしくは仲間の職方に秘伝の道具を命を譲る。 大切に・・・・などと言う レベルではない 、神剣である。