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ー京絞り衣装「結」完成記念ー
2017. 12. 7京都・宝鏡寺で文楽を楽しむ会
ー京絞り衣装「結」完成記念ー
一昨日無事終了しました。参加して頂いたお客様、
企画して頂いたきものSalon編集長・スタッフを始め、
人形使い吉田勘弥氏関係者の方々皆晩秋の一時を楽しんで頂いたと思います。
扉が閉ざされた暗闇の空間に、
幽かな溢れ日、和蝋燭二本の明りが古来の営みを、、、あらためて「金箔」の存在が、
当時の人々が華美ではなく、
生活の中に必要とした合理的な闇夜の中に明るさを求めた心情を、
襖の金箔に反射した光に感じました。
師走、何時までも酔いしれてる間はありませんが、、良かったです。 -
第40回 日本染織作家展
2017. 5. 31第40回 日本染織作家展
上野 東京都美術館 ギャラリーA平成29年5月29日~6月4日(日)
am9:30~pm5:30最終日は5:00「京鹿の子絞振興協同組合」からは、
佐々木宗一(古代辻が花研究所)
(株)片山文三郎商店
(株)藤井絞
京絞り寺田
の4社が協賛出品、参加。ブリューゲルの「バベルの塔」を御覧に東美に来られたら是非、エレベーターにて塔の地下3階までお越しください。
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文楽浄瑠璃人形 「京鹿の子 結」の再生
2017. 4. 12文楽人形浄瑠璃「京鹿の子絞衣裳を再現する」と云う、貴重な時をすごした。
大切な友人達の数珠繋ぎ、戦後、絞りブリント柄しかなかった国立文楽座の鹿の子衣裳。
偶然の連続の日々、一年がかりで、職方達の妙技による本物の総鹿の子、麻柄斜染分絞り「京鹿の子 結」が誕生した。うれし。 -
ふみ綴る
2017. 2. 24おもひを託し 生まれしみたて
帯屋捨松
織楽浅野
結城奥順
京絞寺田京都 アートスペース 余 花 庵
2017.2.28 Tue ~ 3.5 Sun御来場の上、お言葉でも頂ければ、、、ふ み 続 く。
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京鹿子絞訪問着 「 山波重ねに日輪」
2017. 1. 10家庭画報二月号 別冊2017年決定版
『2017年開運・招福術』の表紙に、濃紫 総絞訪問着を登載頂いた。
編集者相澤慶子氏&椿大神宮宮司山本氏の導かれるまま制作。雲にかかる山々の波頭を本疋田手絞・50立&45立四巻鹿子絞・横引鹿子絞・一目絞・と鹿子絞だけで遠近感を現し、これぞ手技の限界と云う繊細な小帽子絞を山波の間に間に配した。
吉祥を呼ぶ太陽(天照大神)は本金箔を置き、その上に金箔糸で縫いを施した。
この絵の様子は宮司曰く「成功への努力を絶えずする一年」と云う事だそうです。了解です。