






国立文楽劇場
【初春文楽公演】
https://www.ntj.jac.go.jp/assets/images/02_koen/bunraku/2023/202401poster.jpg
「結yui」と「茜akane」
2016年2月、友人の紹介で吉田勘彌氏と出会い、浄瑠璃人形の衣装の話しで盛り上がり、成り行きで衣装製作の話しに、、、
安易に考えてたところ、「国立文楽衣装部」の方々に詳しく話しを聞くと、なかなか難解。
後には引けず、博打。
何度か衣装部さんに通い、一年係で、無事仕上がったのが文楽衣装「結」。
「結」のデビューは、2017年3月5日。
旧百々御所 宝鏡寺門跡 【春の人形展】に於いて、本堂で櫓を組み立て「伊達娘恋緋鹿子・火の見櫓の段」を、皆様の協力も熱く勘彌氏に公演頂いた。
その5年後、
2022年12月【一般社団法人 日本茜伝承プロジェクト】で新たに植物染料(美山の茜と徳島の藍)を使用し、江戸時代の色彩を再現というお話で「茜」が誕生。
「結」作成の経験があって仕掛かれたものの、染め上がり、無事に解くまでは期限も決まってた事もあり、実は一人でビビっていた。
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2024年1月初春文楽公演にて、勘彌氏にとっても私にとっても、当初からの「国立文楽劇場の舞台で本当の絞り衣装で公演」を、という想いが「結」にて実現します。
又、二階ロビーには、「茜」が展示される事となりました。
国立文楽劇場
【初春文楽公演】
2024年1月3日~22日
第三部
吉田勘彌氏 主使い
「伊達娘恋緋鹿子」
お七
八百屋内の段
火の見櫓の段
是非、1月機会がありましたら、世界に類の無い人形劇 浄瑠璃 文楽を体感に!
二葉葵を染める🌱
秋の福井県鯖江市での催しのために。
「二葉葵と紫」がテーマで展示会をして欲しいとの鯖江市の依頼。
「紫」は、近松門左衛門に続き、紫式部が数年鯖江に留まりお住まいになった事からと、、、少し強引な気もしないではないが、、、
既に「紫ゆかりの館」が出来ていた。
https://www.hokurikushinkansen-navi.jp/pc/news/article.php?id=NEWS0000026817
「二葉葵」は、鯖江吉江町の数人の有志が20年近く前より数本の葵栽培を初め、今や小学校の中庭まで二葉葵畑を作り、育て、歴史と文化、化学を学び京都はもちろん、全国各地に二葉葵繋がりを強め広げている。
2018家庭画報特選きものSalon
秋冬号
浅田真央さんに感動の感謝を込めて編集部が企画された
「ありがとうのご褒美きもの」。
色柄相談して、桶絞りで大胆に染め分け、鹿の子と刺繍をエッジから飛び散る氷に見立てて配した。
もともと今回の柄「氷線」のラインパターンは十数年前箱根のルネ・ラリック美術館で見たオパルセントガラス・ミューズ作品の数々に影響を受けたもの。
今回、ニンフ(妖精)の真央さんが絞りを纏ってくれたのは大変光栄です。
書店にて是非「2018きものSalon秋冬号」
細切絞布で、
これほどの美々緊張感を醸し出す作品つくっちゃう人がいるから、
端裂が処分できない。
作成者は、
有職組紐道明に30年間務められた徳澤紫女史。
仕覆布はもちろん、
組紐も全て徳澤さんが組まれた四ッ組。
只今現存している40〜50種類はだいたい組めるとか。
日本橋丸善では葵と檜皮で染めた糸で組紐を組んで頂き、
仕覆と共に展示させて頂きます。