京絞り -際と余白の妙技-
絞り染め「京絞り寺田」

京鹿の子絞振興協同組合の活動 2025年度−小袖復元①

2025. 6. 28
本日、京都染織文化協会様にて、第一回目の打合せ。
 
  白羽二重織地
  紅葉水玉文様小袖
 
肩と裾回りに紅葉模様と、全体に水玉文様が各種絞り技法で表現されています。
涼やかで季節感のある『桂女』の小袖衣装です。
 
桂女(かつらめ)
 
平安時代後期に、供御人として桂川で獲れた『鮎』を朝廷に献上する『鵜飼集団』の女性が源流といわれ、神功皇后を主祭神とする御幸宮神社に属していました。
 
頭に長い白布『桂包かつらづつみ』を巻く習慣があったのは、桂女の先祖が神功皇后から戴いた『腹帯』と云われています。
諸説ありますが、、、
 
他に、桂飴売りなどの行商、予祝芸能者、婚礼や出産の時に祝詞をとなえる『巫女』なども業としていたようです。
 
日本書記には、既に『葛野』として登場している『桂』は、下桂荘の由来する下桂村を指し、『桂女』が住んだとされています。
 
さてさて、そのような桂女の小袖復元ですが、これ又技法がシンプルなようで難題が多き小袖です。