京絞り -際と余白の妙技-
絞り染め「京絞り寺田」

家庭画報特選きものSalon・山桜 ー植物の力ー

2020. 9. 16

植物の力
【余白と際の妙技】

ーSoul mateに捧ぐー
絞り屋にとって「辻が花」は、
とてもポピュラーな絞り染めの表現。

中世染織の類型を破った概念で、
「枯れ葉や虫食い」を墨線・点で多く描くというのは、一見可憐な美・生命力を損なうように思われるが、朽ちる物への儚さや「再生への予告」が、メッセージとして描き込まれている。

「わび・さび」の日本人の精神性にも繋がっていくのでしょう。

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今回の植物染料は「桜」
山桜に八重桜、桜色 いろいろ。
【家庭画報特選 きものSalon】
「秋冬号」に登載して頂きました。

書店にて、9月1日より発売中
宜しくお願い致します。