植物の力
【余白と際の妙技】
ーSoul mateに捧ぐー
絞り屋にとって「辻が花」は、
とてもポピュラーな絞り染めの表現。
中世染織の類型を破った概念で、
「枯れ葉や虫食い」を墨線・点で多く描くというのは、一見可憐な美・生命力を損なうように思われるが、朽ちる物への儚さや「再生への予告」が、メッセージとして描き込まれている。
「わび・さび」の日本人の精神性にも繋がっていくのでしょう。
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今回の植物染料は「桜」
山桜に八重桜、桜色 いろいろ。
【家庭画報特選 きものSalon】
「秋冬号」に登載して頂きました。
書店にて、9月1日より発売中
宜しくお願い致します。