完成・出版 京鹿の子絞りの手わざ・1
くくる・しめる・とめる
2011年8月、京鹿の子絞振興協同組合理事会に於いて、この冊子が組合員の
みならず技術保存・後継者育成を目的に、広く一般にも販売される事となった。
完成に至るまで、組合員は勿論、組合員以外の職方さんの惜しみない協力はありがたかった。
又、制作スタッフを引き受けて頂いたアートディレクション志村和信氏、デザイン小林和子氏には多大な尽力を頂戴し、組合事業と云う事で金銭的、時間的にも大変迷惑をかけた。
申し訳ありませんでした、感謝しております。
カメラ平田尚加氏、高井海氏、土壇場でイラストを描いてくれた中西信乃、蜜谷香織氏も助かりました、ありがとうございました。
そして誰よりも半年間一番頭を悩ませたのは、構成・編集・執筆全てを一手に引き受け困惑・瞑想・奔走してくれた矢飼満実子女氏。世界文化社の編集者の頃からの付き合いだが、見事に読み手の心理、立場を熟知した編集仕事振りにあらためて感心し、驚愕のファイナルだった。
心意気で引き受けてくれた彼女には言葉で言い尽くせない感謝の気持ちで一杯である。
皆々様本当にご協力ありがとうございました。
第二段冊子は絞りの浸染と彩色について制作致します。